新・バーガーは、ジューシーな県産豚が主役です
こんにちは!
沖縄県首里の「食堂黒猫」です。
3月30日まで、新メニュースタートに伴う炎の仕込みのため
お休みをいただいております。
前々回は「食べるアロマテラピー!のパンケーキ」、
お話をさせていただきましたが…
今回は「NEW・バーガー」のご紹介です。
思いとしては通常、ジャンクのイメージになりがちなこの枠を
立派な肉料理として捉えて、手掛けたい!
ということがあります。
どんなふうに具現化しているかというと…
まずはやっぱりバンズのお話から。
バンズは中のお肉との組み合わせを考えて
「プレッツェル」をチョイス。
プレッツエルは最後の発酵が終わった後、
一つづつ丁寧に湯がいて(茹でて)
焼き上げることにより、モチモチとした
独特な食感を出すパンです。
今回挟む具材に合わせて、2種類の粉をブレンドし
弾力を調整。
手間はかかりますが、ここでしか出会えない味が
生まれると思って妥協せず作っています。
挟むのは、世界が恋する柔らかさ
『プルドポーク』♪
バンズに挟むのは、ぷりっぷりのフレッシュな沖縄県産ポークを使った
「プルドポーク」です。
世界中、いろいろなスタイルで楽しまれているプルドポーク。
豚の塊肉を長時間かけて、低温で調理することで
肉のタンパク質(肉の仕上がりをキュッと硬くしちゃう組織)の
芯までしっかり火が通ります。
その結果、塊肉は口に運ぶとホロッホロにほぐれるような、
極上の柔らかポークへ変貌。
とてつもなく魅力の高い一品になります。
ビューティー オブ ソフトネス! です。
食堂黒猫では、生の沖縄県産豚の肩ロース肉を、りんごジュースやハーブ、
オリジナルスパイスで作った漬け込み液に一晩漬け込んでいます。
この一手間は、県産ポークの甘さをグッと引き出し、長時間の
調理にもかかわらずジューシーに仕上げる大切な作業です。
その、ホロホロポークに合わせるソースは
やっぱり、やっぱり…
やっぱり(何回言う)BBQソースでなくては!
…ということで、伊江島のサトウキビで作られた美味しいラム酒
『Ie Rum』を使った
食堂黒猫 with Ie Rum BBQソースを開発しました。
さらに挟むのはスライスしたりんごやドライパイナップルの
スプリンクル(ふりかけるパーツ)や、ピクルスで
肉やソースの濃厚さに酸味が加わり、
食欲が最後までそそられる一品へと仕上げていきます。
バーガーのお供はポテトフライ、ではなく
『野菜のエスニックテリーヌ』に決めました。
バーガーの付け合わせはポテトフライ、と相場が決まっていますが(?)
あくまでみなさまには「面白い一皿」を体験していただきたく。
ほっくりローストした芋、かぼちゃや豆類、葉野菜や雑穀も
ぎゅっと詰め、
ココナッツミルクにハーブやスパイスを効かせたもので寄せた
面白い味わいのテリーヌに仕上げています。
このテリーヌに使う野菜やハーブは、その時手に入るもので
自由に作りますので、いつも同じとは限りません。
毎回楽しみにしていただける、定番メニューとなりそうです。
こうして、
家ではなかなか作ることのできない、手間暇かけたプロの味を
体験できるバーガーカテゴリーのディッシュとなりました。
これらのパーツはメニュースタートのその日までに
まだまだ見えてくる部分があるので、手を加える可能性も
大きいです。みなさまの喜んでくださる顔を思い浮かべながら
日々クオリティを上げられるようにがんばっていきます!
<新・営業日についてお知らせ>
料理の生産量とクオリティーを守るため、また自家製製品の
開発時間確保のため、
カフェとしての営業日は4月から金、土、日、月曜日の週4日
とさせていただきます。
ご理解頂けますと幸いです。
また、メニューオールリニューアルの創作仕上げと仕込みのため
3月30日(木)まで
お休みをいただきます。
3月31日からの食堂黒猫のステップアップを、みなさまと一緒に
笑顔で楽しんでいけたらと思います。