Chef's Special第5弾、驚きと発見を盛り込んだ「秋の森」の完成です。
こんにちは! 食堂黒猫です。
秋をまだまだ先取り状態ですが、10月13日より
「Chef's Special」第5弾の
ステーキ料理をスタートさせていただいております。
ステーキと言えば、マッシュポテトとバスサミコや
ポテトのフライと一緒に食べると美味しく、
それは鉄板の組み合わせ。
でも、その鉄板にあえて進まずに、
オリジナリティー溢れる秋らしいステーキ料理をお届けしたい!
というところからイメージを膨らませていきました。
今回のシェフスペのテーマは、ずばり
「迷い込みたい、秋の森」です。
まず深い森の主役として召し上がっていただくのは
真空調理を用い水分を逃がさず均一な火入れをし
肉の柔らかさと甘さを最大限に引き出した ステーキ。
「トゥルトゥル」ですよ!
ご用意するソースはブランデーで香り付けをした
クリームベースのソースに、
栗のペーストを加え上品な甘さを出したもの。
ここにほうじ茶を合わせ、香ばしさとキャラメルの様な印象を演出。
優しく丸みのある、ドルチェを思わせるソースに仕立てました。
メルボルンで楽しめる添え物が
秋の一皿の彩りをそえる名脇役に
メルボルンでは様々な肉料理の添え物が楽しめます。
その中でも今回の森の木々をイメージさせたお料理のひとつ、
前回のブログでも熱く語らせていただいた
『ヨークシャープディング』を
お肉とそのソースなどを絡め、召し上がっていただきます。
最初の口当たりはふかふかで、噛み締めると
もっちりとした独特な食感。オーストラリアでは
伝統的な添え物の一つに挙げられます。
(惣菜シュー生地みたいな感じです)。
そのほかに、ジャガイモと紅芋それぞれで作ったロスティー。
『ロスティー』はメルボルンのカフェやレストランでは特に
ブレックファーストやお肉の添え物として食べられています。
蒸したり湯がいたりしたポテトを型に納め、固めたものをカットし
さらに揚げたり、じっくりバターでソテーしたものを指します。
また季節のキノコは複雑なコクと、独特なナッツのような風味を出してくれます。
シェリービネガーでさっとソテーして、フルーティーさをプラス。
里芋のチップスは落ち葉や枯葉、
フライにしたえのきは枯れ木や枝をイメージ。
紅芋をすりおろしたものは、苔をイメージ。
こうして深い『森』の世界観をつくっていきました。
メルボルンの食文化を織り込みながら、一皿のビジュアルまで
ここでしか出会えない、ステーキ料理の表現が完成です。
この秋冬は食堂黒猫の『森』に飛び込み
美味しい驚きと発見を、思う存分楽しんでみませんか。
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つきましては、事前予約を頂戴できると幸いです。
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