「たかが棚」ではない「語れる棚」を手に入れました。
こんにちは。食堂黒猫です。
本日は、お料理ではなく、「棚」のお話です。
すでにFacebookでも何度かお伝えしていますが…
本当に感動してしまったので、何度でも書きたく(笑)
どうぞお付き合いください!
プロダクト(自家製品)を陳列する棚には
それなりに歴史があったのでした。
ふだんから、食堂黒猫の店内では、プロダクト(自家製品)を
販売させていただいています。
そのときから必要なのは、プロダクトを陳列する棚。
初代の棚は、このような↓スクールデスクから
小さく始めていたのでした。
そこからちゃんとした売り場を作ろう!と、夫クリスが
2代目の棚をDIY。
なかなかの出来ですよね!
売り場面積がぐぐっと拡大され、視覚的にも整理されました。
ところが…
使っていくうちに、改善ポイントが浮かんできます。
とにかく見やすく・手に取りやすく!と願い、
形にしたのが3代目です。
商品は「ある」んだけど、なにか飾り棚のよう…。
商品であることが伝わるかしら?
在庫の収納を兼ねたものにしたいけれど、
ザ・収納!に見えてしまうのもなんだか。
種類が豊富になってきているコーヒー豆も、
どう並べたらよいのやら。
必ずしもお客様にとって「見やすい」「心置きなく手に取りやすい」
棚とは言えないのではないかと。
そこで!
今回はご縁あって、「この道のプロ」である
こちらのご夫婦に依頼させていただくことにしました。
読谷にある家具店、「Indigo」の比嘉夫妻です。パチパチ!
Indigoさんといえば、お客さまの思いを丁寧に反映させて
確かな技術とセンスでお客様のオリジナルの家具や
什器を具現化してくださるお店。
棚に関するお悩みやメッセージを丁寧にヒアリングしていただき…
幅や高さについて、フローに支障がないかも確認、
ご提案をいただき、ついに完成しました!
まず、文句なしにデザインがかっこいい…♡
確かな技術とセンス、棚そのものの作品力にあふれていますよね。
機能としては…
お客様が手に取りやすい位置に商品があり
1つの売り場でありながらも、段差により自然が区分ができて、
とっても商品が見やすいのです。
そして後ろは収納&キャスター付きで仕上げてくださっているので
棚の位置を変えたり、在庫を入れておき、サッと出し入れしたりできます。
また、レシピブックや動画を配置すると…
驚いたことに、「棚が代わりに語ってくれ」るのです。
お客さまにも、私たちにとっても
頼もしい存在に!
今まで、売り場に行ける時はお客様に、商品について
口頭で説明させていただいていたのですが
厨房にはいっているときは、お声がけがままならないことも。
NEW棚を設置してからは
お客さまの、「?」マークのついた表情があきらかに減り
自由に感じたまま、手に取っていただけるような
うれしい化学反応が起こっています。
Indigoさんが売り場としてのデザインだけでなく、
使う私達のことをとことん考えてくださっていること。
世界でひとつだけの「ものいう棚」を
プロジェクトで作れたといううれしさと、
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
これからもマイペースではありますが、変わらず
時間がかかっても、コツコツと思い描いているものを
形にしていきたいと思います。
さて、棚のご紹介ついでにちょっと宣伝…♡
8月1日から新商品として仲間入りしている
食堂黒猫BBQソース(写真中央の、長いビンです)。
常連様中心に初日よりお求めいただき、以降ありがたいことに
たくさんの本数お嫁入りしております。
そして「新商品、美味しかったよ!」というお声をいただく
タイミングが今のようで、本当にうれしいです。
不思議とご飯が進む、マストアイテムになるBBQソース。
レシピも、店頭にてお渡しする
「レシピブック」にて掲載しております。
ぜひお試しくださいませ。