食堂黒猫ブログ

沖縄県首里にありますメルボルンカフェ「食堂黒猫」のブログです。新メニューのこと、プロダクトのこと、日々の思いを綴っていきます。

期間限定連載!みんなのシェフごはん Vol.3

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誰もが、簡単!自由に!創作料理を楽しんでほしい!

そんな想いで生まれた「食堂黒猫」のスパイス。

 

実際に、お客様に制約無し!で

自由に発想いただいたお料理をしていただくこの企画。

快調に3回目を迎えております!

 

第3回目のゲストは、

県外からのお客様、ゆきこさん

 

お写真は可愛いワンちゃんです♪

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レシピ#1

「メキシカンスパイスを使った、アロス・コン・ポヨ♡」

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Mexican Spice Mixとビネガーで鶏モモ肉をマリネ。黒ビールで炊いたチキンライスです。スパイスのおかげで香り豊かな味わいになりました!

 

わわっ!美味しそう!

 

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レシピ#2

「サーモンとクリームチーズのオープンサンド」

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クリームチーズ&アボカド&スモークサーモンのオープンサンドにEgyptian Dukkahをパラリ。定番のおいしさです。

 

レシピ#3

「たっぷりお肉のボロネーゼ」

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チーズとエジプシャン デゥッカを最後にかけました!
 
 

「定番」というお言葉をいただくこと、

何より嬉しく思います!

 

お便りを頂戴し、何より胸が熱くなったのは、

「定番のおいしさ」というお言葉。

 

オープンサンドという手軽に楽しめるメニューに

創作性を持たせ、「我が家の定番」としていただくこと・・・

最高の誉れです!本当にありがとうございます!

 

今回、ゆきこさんの娘さんからもコメントを頂戴しています。

スパイスで母の美味しい料理がよりスペシャルになり、しっかり味わせてもらいましたよ。

 

泣ける!泣ける!!

母娘の仲睦まじいやりとりに、

「食堂黒猫」の存在を入れていただいていること、

沖縄から声を大にして御礼申し上げます!

 

「食堂黒猫」自家製品の通販サイトはこちらから↓

kuronekoshop.official.ec

 

みなさんも、「食堂黒猫」のスパイスで、
おうちでシェフごはん!を楽しんでみませんか?
ぜひInstagramでハッシュタグ
「#食堂黒猫」「#みんなのシェフごはん」
で投稿してみてくださいね ♪
 
「みんなのシェフごはん」、まだまだ続きます!
お楽しみに!
 
 

期間限定連載!みんなのシェフごはん Vol.2

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「料理の創作性を楽しんでいただきたい!」

そんな想いで作った食堂黒猫の自家製品。

 

そのスパイスを使って、

制約無し!自由な発想でゲストに

お料理を提案いただく期間限定の連載。

 

第2回目のゲストは、美容師みなみさん

 

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那覇市久茂地の美容室【Hairsalon Boyfriend】にお勤め。

boyfriend.ti-da.net

モットーは美味しいはハッピー!
ハッピーな笑顔は何よりも美しい」です。

 

レシピ#1

「メキシカンスパイスを使って、ヘチマのスープ」

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仕事の日のあさごはん。

塩と少量の水で茹でたヘチマに
メキシカンスパイスを。
ミキサーにかけて温めていただきました。

仕上げは太白ごま油と、煎ったクルミで。

一気にスパイシーで元気がでるスープに!

 

レシピ#2

「アボカドのオープンサンド」

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食堂黒猫のレシピブックを参考にアレンジ。

ほんの一振りのスパイスで
一気にごちそうのようなあさごはんでした!

 

レシピ#3

「メキシカンスパイスを使った鶏ハム」

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鶏もも肉を観音開きに。
藻塩ときび糖を揉みこんで
メキシカンスパイスも投入。
一晩寝かせてから
大葉を挟んでぎゅぎゅっと丸めて
じっくりコトコト鶏ハムに。

今回は消費期限が目前の鶏だったため
しっかり火を通しましたが
新鮮な鶏であれば、さらにスパイスが効いて
ジューシーだったことでしょう。

 

レシピ#4

「アボガドディップのオープンサンド」

 

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一人暮らしにありがちな
前日から半玉?待ちぼうけしていた
アボカドとギリシャヨーグルト、
ほんの少しお味噌を加えたディップを。

こんがり焼いたトーストの上に
優しい味わいのアボカドディップ。
そこへ、
太白ごま油をひとたらし。
さらに味のキーマンとして
エジプシャンデゥッカを、たっぷりと。

ディップと混ぜながらいただきます。

ときたまアクセントとして
シークヮーサーを絞って。

 

レシピ#5

「スパイスWづかいのカレー」

1日目

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2日目

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先日の台風の時のありあわせのチキンカレー。

ざっくりみじん切りにした玉ねぎが
香ばしい色になったら、
エジプシャンデゥッカと、きのこを。
全体に油が回ったら
ホールトマトは残念ながら家になかったので
代打、ケチャップを投入してさらに炒めて水分を飛ばします。

そこへメキシカンスパイスと塩を少々
馴染ませるようにいため、
お水と牛乳を半カップずついれて
煮立たせてから鶏肉をいれて
さらにくつくつ煮立てます。

きっと、生姜やニンニクのすりおろしを

入れたらさらに美味しいでしょうけど
スパイスのおかげで十分満足なカレーに!

台風の轟音の怖さを
カレーが癒してくれました!

 

か・・・かわいい!

なんて素敵なおうちごはんなんでしょう!

 

スープに、オープンサンドに、カレー!

日常メニューの中に、スパイスを取り入れることを

すごく楽しんでくださっていて超絶うれしい。

「ああなんてかわいい!ありがとうございます!」と

この原稿書きながら声にだして御礼を言ってます。

 

まだまだまだままだまだ

続きます。素敵なレシピが続々と!

 

こうしている間にも、たくさんのレシピが

続々到着しています。ありがとうございます!

実は・・・海の向こうからも・・・ふふふ。

ご期待ください!

 

「食堂黒猫」自家製品の通販サイトはこちらから↓

kuronekoshop.official.ec

 

期間限定連載!みんなのシェフごはん Vol.1

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みんなのシェフごはん=毎日のお料理に創作性を!

 

先日、食堂黒猫のプロダクトたちの

WEB通販をいよいよスタートさせました。

 

お店で提供する料理は、

メルボルンでの8年間のシェフの経験と技術を

詰め込んだ「お店ならでは」の創作料理。

 

それとはある意味、「真逆」の表現でみなさんに、

「料理って楽しい!自由だ!」を感じていただきたく、

誰もが、簡単に、色々な用途で使える、

そしてもちろん美味しい、を目指した商品です。

 

だから「私たちではなく」、

「みんな」に作っていただきました

 

購入者の方には使い方の提案を詰め込んだ

「レシピブック」をお配りしていますが、

本当の意味で、この自家製品の面白さを

伝えるには、「私たちではない誰か」に

使っていただくことが欠かせないと

ずっと思っていたのです。

 

そこで!

こちらから提案、制約は一切無し、

エジプシャン・デゥッカと

メキシカン・スパイスミックスを

素敵なみなさんに自由に使っていただき、

おすすめの使い方を紹介いただくことにしました。

これから少しの間(といっても続々届いております!)

そんな「みんなのシェフごはん」レシピを

ご紹介してまいります!

どうぞ、楽しみにしてくださいね!

(私たち自身も、すごくエキサイトしています)

 

記念すべき一組目のシェフごはん

「小原裕輔さん、祐子さんご夫妻」

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レシピ#1

「ズッキーニブレット」

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巨大化した夏の名残のズッキーニでズッキーニブレッドを作っていたの。それに合いそうだなぁと、トーフクリームを作って、デゥッカをパラリ。いきなりおしゃれカフェの味に変身!コリアンダーとかが効いて、いい香り。香ばしさも加わって、美味しくなりました。
 

レシピ#2

「さつまいものサラダ」

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今年の初物さつまいもとこちらも名残のきゅうり、春に採ったひじきと共に、玉ねぎと出西生姜のドレッシングで和え、メキシカンスパイスで香りづけ。メキシカンスパイスのスパイシーでもあり、甘い香りが、さつまいもに合って、ご飯でもちょっとエスニックな感じになりました〜。
 

レシピ#3

「ジャガイモと豆豆豆マヨサラダ」

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ジャガイモと旬のインゲン、枝豆のダブル豆に自家製豆乳マヨのトリプル豆サラダに、デゥッカを混ぜ込みました。朝のパンケーキのお供のサラダだから、スパイスたっぷり入れて洋風に。ただ混ぜただけなのに、すごく手をかけた風で、大満足!
 

レシピ#4

「ナスと厚揚げの炒め物」

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いまが旬のナスと出西生姜、厚揚げ、熟した赤いピーマンの炒め物にデゥッカをパラリ。炒め物の自家製タレにニンニクと、トマトが入っているので、これまた和食風なのに、デゥッカの風味が合って、ホールスパイスの歯ごたえも楽しく、美味しくなりました〜。
 

レシピ#5

「スパイス大学いも」

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大学いもを作ったときにひらめいて作ったらこれが美味しかった〜。あげたさつまいもに絡める糖衣をキビ砂糖と、出西生姜とスパイスを漬け込んだはちみつを使いました。いもをお皿に載せてから、残りの糖衣にメキシカンスパイスを入れて煮詰め、かけて出来上がり。いつもの大学いもがオシャレなったねぇと二人でびっくり。冷めてもまたスパイスの風味でまたまた美味しく、これもまた良い感じでしたよ。

 

なんてことでしょう。ものすごく美味しそう!!!!

 素材がちゃんと主役に立つレシピに、

スパイスたちをうまくアクセントに!

和風のアプローチに加えていただくところなど、

「意外!」でありながら「納得!」と

うなってしまいました。

小原ご夫妻、本当にありがとうございます!

 

続々と、レシピが届いてます。

 1回目から、ワクワクしっぱなし、

明日つくりたくなるようなお料理ばかり。

 

このあとも、実はすでにたくさんのレシピが

バリエーション豊かな皆様から届いています。

続々ご紹介していきますので、

どうぞご期待くださいね!

 

「食堂黒猫」自家製品の通販サイトはこちらから↓

kuronekoshop.official.ec

 

自家製品の通信販売について

 

こんにちは「食堂黒猫」です。

リリース後、

ブログで触れられずにいたのですが・・・

 

自家製品の通信販売始めました

 

「一回買って我が家の定番になったから通販希望!」

「県外に住んでいるので、買いに行けない」

たくさんお声を頂戴しておりました。

お待たせしてごめんなさい!

 

http:// https://kuronekoshop.official.ec

 

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あなたを「キッチン☆スター」にするスパイス

 

お料理って楽しいけれど、

ちょっとした悩みもつきもの。

「今日、何にしよう?いつもと違う感じにしたいな」

から始まり、お客様へのもてなし料理の場合には、

「喜ばせたいし、驚かせたい!」

なんて欲も出てきたりして。

 

そんな時に手に取る

専門性の高い「〇〇料理」の本や、

ネット上のレシピには、難しいプロセスや、

家に常備していないスパイスが書いていたりで・・・

「どうしようかな、この前作ったアレでいいかな」と

気持ちも揺らいできます。わかります、わかります!

 

でもね、「いつもと違うもの作りたい」とか

「〇〇料理の本」を開いたあなたのモチベーション、

「日常のお料理」をもっと楽しくする、

尊いものだと思うんです。

 

失敗を恐れず、ふだんと違う味付けに挑戦してほしい!

で、もちろん成功して「ドヤ顔」してほしいのです。

 

レシピいらず、かけるだけ「鉄板」のデゥッカ

 

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いちばん人気は「エジプシャンデゥッカ」。

「最後にかけるだけで旅先のごはん」が実現する一品。

まずはサラダなどシンプルな料理で

体験していただくといいかもしれません。

 

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そうすると、卵に、グリル野菜に、肉に魚に・・・

自然とアイデアが湧いてくるハズです。

ご購入の方にはレシピブックをおつけしていいますが、

それはどれかひとつでも作ると、

「なるほど、アレにもかけてみよう」

とお客様の中でイメージしていただくためなのです。

 

だからもう難しいことはなし!

レシピもなくて、必要なのは

「かけちゃおう」という気持ち。笑

 

コツがあるとすればむしろ「かけかた」です。

景気良くバサッと、お皿の余白のところに

スパイスがパラっとちらばるような感じで! 

 

ほらっ、もうこれだけでシェフっぽい(笑)。

写真のコレですよ!

スプーンでやるもよし、高い位置から指でやるもよし。

 

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安心してください、味も納得いくハズです。

これが女子会なら・・・

「何これ!おしゃれ料理!」という反応になるはず♡

 

男子もキッズも笑顔になるメキシカンスパイス

 

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いつもと違うスパイスを使った時にふとよぎる不安。

 

「家族が」「彼が(彼女の場合も)」「子どもが」

どんな反応するかしら・・・

というもの、ありますね!ええあります!

でも我らが「メキシカンスパイス」なら心配ゼロ。

 

熱したオイルにスパイスを入れ、

タラーリと肉やとうもろこしの味付けに。

 

「なんか良い匂いがする!」という声が

聞こえてきます。

食べる前からあなたの勝ち(?)です。

 

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「すべての人がときめく香り」

というものはありませんが・・・

「ほとんどすべての人がときめく香り」

というものがあります。

 

カレーの香り、鰻や焼き鳥のタレが焼ける香り、

お祭り会場にただよう焼きとうもろこしの香り・・・。

 

そにこの「メキシカンスパイス」を追加!

 

そして、

「あなたが作る、あの良い香り」というイメージを

自分のものにしちゃってください。

 

グリルだけでなく、

スープの味付けにも使える「意外な万能スパイス」。

使ううちにレシピいらずで

アイデアが広がることうけあいです。

 

みんなの料理に「創作の喜び」を

 

むずかしいレシピを覚えるよりは、

得意の味付けをベースに食材を選ぶほうが

簡単だし、失敗も少ない。

 

だから、どんな食材にも合うし、

そのたび違う表情を見せてくれるスパイスが

みんなのキッチンにあったらいいなと思いました。

「食堂黒猫の自家製品」は

そんな思いから生まれたのです。

 

そして今月、ちょっとしたイベント的な

情報発信をさせていただければと思います!

題して・・・「みんなの創作料理(仮)」

(仮です。笑 ギリギリまで良い言葉考えたくって)

 

どんな内容か、楽しみにしていてくださいね!

 

【食堂黒猫の自家製品通販サイト】

https://kuronekoshop.official.ec

 

 

今、わたしたちが大切にしたいこと

レギュラーメニューを改訂して約2カ月が経ちました

「食堂黒猫」のメニューはすべて創作料理。

3品のレギュラーメニューに加え、季節ごとに変わる、

シェフスペシャル1品の合計4品をメインとした構成。

 

今年の7月、創作のためのお休みをいただき、

レギュラーメニュー3品を、一度に改訂いたしました。

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前のレギュラーメニューも

ご好評いただいていた中での改訂は、

メルボルンで培った

「料理で新たな驚きや発見を伝える」という

使命感から来たもの。

 

「飽きられてきたから変える」ではなく、

「お客様をさらに喜ばせ、驚かせたい」という

シェフ魂(!)に突き動かされてのことでした。

 

新しいメニューに喜んでくださる皆さまからの学び

 

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飲食店ですから、

お料理の味に満足していただくというのは

ぜったいのぜったい!必ず守るべき提供価値。

 

でも、料理に全身全霊をかけ、それを提供し始めて

お客様からいただいたお言葉や、

お食事の様子を見ていて感じた「手応え」は、

実は今までと少し違うものでした。

 

「告知を見て、食べるのを楽しみにしていたんだ」

「二人でお休みの日に行こうねって約束してたんです」

「仕事がんばったんでご褒美です」

「みんなで思いきり美味しいもの食べる会です!」

 

みなさんの喜びは、

食べている瞬間だけにあるわけじゃない。

お店に行ってみようと考え、

楽しみにしてくださった時から、

「いい時間を過ごせたよ!また来るね」と

店を出る時まで。

 

あるいは、「また行きたいなぁ」と

お帰りになってから数日たった時まで。

(そうであったら最高です)

 

そこまでの時間すべてが、

「お客様と『食堂黒猫』とで共有する喜び」

なのだなと、学ばせていただいています。

 

お客様に完成していただく食体験

 

 お料理を音楽に例えたら、

聞いてくださる人がいなければそれはただの「音源」。

楽しんでくださる方がいるから初めて「音楽」になる。

そしてその楽しみかたは人それぞれ。

 

大切な誰かと分かち合う、特別な時間。

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ひとりでじっくり味わう、自分のためだけの時間。

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仲間と賑やかに楽しむ、かけがえのない時間。

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店の入り口へ階段を上ってくる時の笑い声。

キッチンに聞こえてくる「おいしい!」の声。

(あとシャッター音も!励みになります・笑)

帰り際にかけてくださる一声、感想。

 

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わたしたちが目指す「完成形」はそこにあるのだと、

強くと強く感じています。

 

「メルボルンスタイルってどういうことですか?」

とおたずねいただくことがたくさんあります。

 

もちろん、技術の文脈で語ることもできます。

背景のカルチャーから語ることもできます。

 

色々な言葉を使ってご説明するのですが、

ごくごくシンプルに言うならば、

みんなが一回の食事をとても楽しみにして、

実際にその時間を心から楽しむ、その喜びを、

最大限引き出すための食体験が在ること。

 

 

海を越えてこの沖縄にやってきて、

たくさんのみなさんとお店の外から中まで

関わりを持っていただけたことで、

わたしたちも新たな気づき、

新たな確信をいただいています。

 

これからも、ぜひ一緒に。

みんなにとって「最高に楽しい食体験」を

ともに創っていただければ幸いです。

 

台風が続き、お客様の安全のため、

臨時休業などの判断をしなければならない日々。

でもこれを読んでくださっている皆さまと

またお店でお会いできるのを、

今日も楽しみにしています。

それでは、また、近いうちに。

 

食堂黒猫

 

【創作活動休暇のお知らせ】定番メニュー全3品のリニューアルを致します!

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こんにちは!

沖縄県首里の「食堂黒猫」です。

 

本日は皆様に大切なお知らせをさせて下さい。

 

只今、ご提供中の定番メニュー3品の
リニューアルを予定しています!
つきまして、これらのお料理は
6月25日(月曜日)までとなります。
(シェフズスペシャル、「活力」は
リニューアル後もそのままですよ)

 

メニュー切り替え時期につき、
売り切れ次第終了をご了承頂けますと幸いです。

 

毎週、最大の量産仕込みをして
営業させて頂いております。
しかし、このお知らせの影響でご来店が重なり、
25日を迎える前に売り切れを
呼ぶものがあるかもしれません。
メニューを一新する為、
追加仕込みはせずしっかりとその時点で
終了とさせていただく予定です。
予めてご理解ご了承頂けますと幸いです。

 

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メルボルンシェフとして、
この独特な文化が伝えてられる活動を続ける尊さ。

 

1年2ヶ月に渡り、この3品を定番メニューとして
お届けしてまいりました。
ここで、当店がメニューを一新する背景を、
少しばかりシェフのバックグラウンドに触れながら、
語らせて下さい。

 

当店のシェフ、サキは 2006年に
メルボルンでシェフになる為、渡豪しました。
現地で名門の調理師専門学校に通い、就学の傍、
現地のカフェやレストランの現場で修行を続けました。
約8年のメルボルン生活で、
13件のレストランやカフェで修行し、
腕と感性を磨いて来ました。

 

常に料理を追いかけ、技術と知識を養いながら、
厳しい修行ではありましたが、
様々な経験や創作のチャンスを頂いてきました。
前進し続けた結果、
いつのまにか働いたお店は13件に上っていたんです。
(全て飛び込みで仕事を得て来たんです)

 

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メルボルンのカフェでは、
常にシェフが腕を振るいます。

季節に合わせてメニューを変え、訪れるたびに、
同じお店でも常に発見がある。
驚きと感動を一緒に味わえるような
プロフェッショナルなカフェ料理を提供しています。
その為カフェのシェフは、
一流レストランやファインダイニングで
修行した人が多く経営し、
そのカフェフードの創作・独創性、
そして完成度は非常に高いのが特徴です。

 

メルボルンのお客様にとっての
カフェという場の認識。

そんな恵まれた環境もあって、
メルボルンのお客様は食への関心が非常に高く、
カフェはただお腹を満たすだけの場所ではありません。
朝から素晴らしい食と珈琲を楽しむ場として
カフェは存在しています。
作り手や訪れるお客様にとって、
双方共にエキサイトできる場所である事が
メルボルンのカフェ文化の大切なところです。

 

ここ食堂黒猫もそういう場であれるよう、
開店以来55作に上る
料理を実は創作しています。
これはメルボルン料理人の
貫くべき姿勢として守って来ました。

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1年2ヶ月で、この料理で出会える最大限の
お客様に出会って来たと思います。
そしてこの貴重な1年2ヶ月で学んだ事を、
また新しい料理表現へと繋げたい。
皆様に新しい料理を届ける事で、
メルボルンというカフェの仕事やその姿勢を、
更に楽しんで頂けるタイミングが来たと感じています。

 

挑み、そこから学び、未来に繋げ、
新たな進化と気付きを得る。
向上心を常に持ち、
ここからは想像もできない未来を切り開いていく。
そんな風にワクワクするような働き方も
メルボルンで学んだ大切なスキルです。

 

メルボルンで培った全てを、創作カフェ料理、
珈琲そのご提供を通して、
『心に響いて来るような』メルボルンのカフェ文化を
食堂黒猫はお届けし続けて行きます。

 

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創作を可能にする為、お休みを頂きます。

 

その新メニュー開発の為、
6月26日(火曜日)から7月5日(木曜日)まで
創作活動としてのお休みを頂きく予定となっております。
7月6日(金曜日)から新メニューでの
営業再開を予定しておりますが。
創作の完成をもってのスタートになりますので
再開が遅れる事もあるかもしれません。

 

必ず営業再開前に、
ブログ・ショップインスタグラムやFacebookにて
告知させて頂きますので、
ご来店ご検討の際はご確認頂けますと幸いです。

 

尚、創作期間中お店の電話繋がらない事
ご了承下さいませ。
大変申し訳ございませんが、
お返事のタイムラグを避けるため、
Facebook,インスタグラムのコメント、
メッセージ等での問い合わせやご予約は
承ることが出来ませんのでご注意下さいませ。

 

お願いが多くなり、本当に申し訳ございません!

 

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私たちが提供いたしますメルボルンカフェ表現を、
皆様に笑顔で体験頂けるよう、
全身全霊で日々仕事と向き合っております。
ご理解を賜れますようお願い申し上げます。

Chef's Special第7弾、心身のバテに打ち勝つ為のスパイス料理!その名も「活力」です!

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こんにちは! 食堂黒猫です。
若干お久しぶりになっております。

 

沖縄は空梅雨を迎えると同時に、初夏一色のムード。
(雨降って欲しいですね)
心地よい気温の中、
屋外アクティビティーも気持ち良い季節となりましたね。

 

季節の変化に合わせて、新しいシェフズスペシャルも
6月1日よりスタートを切っております!

 

一年の半分が過ぎ、
そろそろ新生活にも慣れた頃ではないでしょうか?
GWが終わり、梅雨の到来、
そこにいつの間にかやって来る、心身のバテ。

 

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そんなバテに打ち勝つ為、
「食べながら心も体もエネルギーを高められ、
自分の力を再び引き出せる様な料理を作れたら」
というのがこの料理のイメージの発端です。

 

その思いを膨らませて行くと、鮮明な風味のメリハリと、
パンチを効かせた南アジアンスタイルのスパイスを、
ふんだんに使ったラム肉料理に辿り着きました。
(この料理は辛味のスパイスを使っています)

作品名 は「活力」!じゃん!

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南アジアというと、インド・スリランカ・ネパール etc 。
そこから連想できるスパイス=カレーですが。
食堂黒猫ならではの柔軟なスパイス使いで、
南アジアンフュージョン料理に仕上げています。
もちろん、スパイスも一からレシピを作り
オリジナルのブレンドでお楽しみ頂きます。

 

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さて今回、力をくれるメイン食材として選んだのは、
仔羊のモモ肉です。
脂身が少なくキメの細かさが特徴のお肉。
これをあえて大き目のサイズにカットし、
8時間以上かけてじっくり低温で調理しています。
なので、塊肉でもナイフがサクッと入り、
弾力があるのに簡単にかみ砕け、すっと喉を通る。
そんな上質な舌触りを丁寧な調理で仕立てています。

 

付け合わせにも驚きと発見が
いっぱいです。

 

まずは、インドの代表的なレンズ豆のカレー、
「ダール」からイメージを広げて作った添え物。
四角いケーキみたいに見えますが、
スパイスを効かせて作ったレンズ豆のダール風ローフです!

 

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「ローフ」と言っても、聞き慣れないかもしれませんが。
皆さんミートローフなら知ってる方も多いのではないでしょうか?
このレンズ豆のローフには肉は入れてませんが。
ローフとは特定の形の名前なんです。

 

海外では、長方形のベーキングトレー(型、容器)の事を、
「Loaf tin 」/ローフティン と呼びます。
その型に入れてオーブンで焼いたミンチ肉の料理全般を、
ミートローフと呼んでいるわけですが。
(長方形のパンの事もローフブレッドと海外では
呼ぶほど一般的な形の名称です)

 

その型で、レンズ豆をベースに野菜、
もちきびを練り込んで焼き上げたのが、
このダール風ローフ。
上にはキューリとヨーグルトで作る
インディアンライタソースをあしらい、
ケーキのように可愛い見た目とは打って変わって、
スパイスの効いた食べ応えのある一品です。

 

味だけで無く、ビジュアル的にも
活気を表現しています。

 

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ふわっと丸いフリッター。
スイートコーンとタイムで、
あえて素朴な味に仕立て、
味わいの強弱を図ります。
ローフやお肉とはまた違う、
ふっくらな食感は一皿を最後まで飽きずに
召し上がっていただく為の立派なメリハリ役を果たします。

 

自家製のスパイシーピーチチャツネを
ちょっとずつ塗って召し上がってみて下さい。

 

じっくり煮込むから、甘味、酸味、辛味、フルーティネス!
が凝縮したこのピーチのチャツネ。
勝手ながら、チャツネは大好物で、
この一皿には辛味も魅力とした
オリジナルのスパイシーチャツネを
是非召し上がって頂きたくて作りました!
(オーストラリアでチャツネは大変一般的で
自家製や製品を常備されている家庭が多いんです)

 

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素朴なフリッターにちょっとつづ塗って、
お肉と一緒に食べるとそれぞれの食材の風味が増して、
更に食欲が増し不思議と力のみなぎりを
感じて頂けると思います。

(チャツネは本当に素晴らしい薬味なんです!
この気持ちを分かち合えたら嬉しいです)

 

最後に、力のみなぎりや活力といったイメージを
ミントヨーグルトクランブルのグリーン。

 

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ダイナミックに弾けるように広げたパンプキンソースの黄色。
夏の珊瑚を思わせるパッと目を引く赤いチュイール。

 

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このように、多種多様な食材の組み合わせで、
香り、色、カタチ、食感、風味のメリハリを駆使し
「活力」を一皿に表現しています。

 

皆様には是非、スパイスの豊な香りで気分を高め、
食欲の促進と共に活力を養い、
これからの季節を力強く乗り越えてゆく笑顔に、
この料理で繋がれたら幸いです。

 

自分を含め、皆さんを実際に支え、応援出来るそんな作品が今回の『活力』です。

 

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<営業日とご予約についてお知らせ>

 

営業日:金、土、日、月曜日の週4日

営業時間:9:00am-5:00pm(L.O4:00pm)

予約TEL:050-1300-3853

 

※ご予約可能人数は3名様〜となります。

※大変申し訳ございませんが、お返事のタイムラグを避けるため、

お電話のみの予約とさせていただきます。

Facebookからの予約は承ることができませんのでご注意くださいませ。

※通常通り 金、土、日、月曜日の営業。ラストオーダーは16時となっております。

 

※14席のみの小さなお店です。ご予約のないご来店の際、お席のご用意が

難しい場合がございます。まことに恐れ入りますが、団体さまでのご利用に

つきましては、事前予約を頂戴できると幸いです。

 

お願いが多くなり、本当に申し訳ございません!

私たちが提供いたします食体験を、ご来店いただく皆様に

笑顔で味わっていただきたく、ご理解を賜れますようお願い申し上げます。