食堂黒猫ブログ

沖縄県首里にありますメルボルンカフェ「食堂黒猫」のブログです。新メニューのこと、プロダクトのこと、日々の思いを綴っていきます。

新メニュー開発中! イメージが固まりかけています。

こんにちは。

沖縄県首里の「食堂黒猫」です。

 

前回は「メルボルンの食文化を、みなさまにもっと体感していただきたい」

という願いから、新メニュースタートのお知らせを書きました。

 

夫のクリスの猛烈なダメ出しを受けながら…(笑)

ひたすら今は、材料と向き合いつつ

f:id:KuronekoOkinawa:20170304150107j:plain

具体的なイメージをふたりで形にする作業をしています。

 

ふだんは、プロセスらしいことはお見せしないでやっていましたが

もう少し、ライブに進んでいく感じがいいかなと考えて。

今回からは、シェフの密かなたくらみ(?)を

みなさまに包み隠さず、お見せしたいと思います!

 

 

新メニューで実現したいコンセプトは
「おなじみのお料理なのに、出会ったことのない新しい味」。

 

 

3品のラインナップを発表します…じゃん!

 

ハンバーガー!

パンケーキ!

ポーチドエッグ!

 

ハイ。おなじみです。

 

何もこだわりなく入店されたとしても、

安心してオーダーいただけるお料理を、あえてピックアップしております。

 

ただし、みなさまにお出しするときには、黒猫マジックをかけて…

 

「ハンバーガーって、普通こうでしょ?」

「ポーチドエッグって、ベネディクトじゃないの?」のようなイメージをこわして、

新しいそれぞれのあり方に出会っていただけるようにしたいと思っています。

 

作り込みすぎず、でもきちんとプロを感じる味、です。

 

 

そして、記念すべき一番手として、パンケーキが
形になろうとしています!

一皿を構成するものを部分的にですが

ご紹介すると…

沖縄さんぴん茶でつくったシロップに、ポーチドペアを漬け込んだり

ベリーのコンポートを合わせたり

レアチーズケーキスプレッド(レアチーズケーキのケーキの美味しい部分)を加えたり

ブルーベリー泡をゼラチンで固め、口に入れた瞬間消えちゃう面白い泡

を作ったりしています。

 

 

f:id:KuronekoOkinawa:20170304145055j:plain

f:id:KuronekoOkinawa:20170304145652j:plain

 

 

さて、食べてみるとどんなことが体感できる一皿になるのか!

(かなり、ひっぱってますか…?)

 

 

また、Chef' s Specialに関しては、もっと「冒険心」をもって

注文していただくものに。

名前からして長いし、聞いたことのない料理・料理法・食材。

これってなんなの?

そんな疑問がお客様から引き出せたら、

それは私たちのこのうえない喜びです!

 

 

次回は、写真のパンケーキも含めて、あとひと練りしたものを

もっと深掘りして、思い切ってご紹介したいと思います。

 

 

なお、新メニュー創作と製品制作への時間の確保のため、

4月1日より営業日の変更をいたします。

金、土、日、月曜日の週4日営業となります。 

 

※9時から4時のラストオーダーまで上記のメニューを楽しめます。

混み合う時間を避け、朝からゆったり贅沢な時間をお過ごしになりたいかたもぜひ。

 

 

これからも、食堂黒猫を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

この春、2つの新しいことを始めます。

こんにちは。

沖縄県首里にあります「食堂黒猫」と申します。

 

早いもので、オープンから2年半。

メルボルンの食のあり方を

夢中で表現し続けた日々でした。

 

f:id:KuronekoOkinawa:20170226205711j:plain

伝えたい「メルボルンの食文化」

メルボルンの食文化の中で、まず伝えたいことを

あらためて言葉にすると、それはずばり

「ランチタイムを1日でいちばん豊かな時間として過ごす習慣」です。

 

一流のレストラン、ファインダイニングで腕をふるったシェフたちが、 

市民が親しむカフェを経営し、

プレシャスなディッシュをおなかいっぱい食べさせる。

メルボルンの「カフェのお昼ごはん」は、シェフの技の見せどころなのです。

お客様は、それぞれが提供する、とっておきの味を楽しみにお店を訪れます。

人々の食への意識の高さは、こうした背景に支えられています。

 

その食文化を日本のみなさまに共有するべく、

日本にない食材を手に入れるために試行錯誤しつつ

スパイスのブレンディング、バライティー豊かなパン、

工程数の多いチーズや調味料さえも自家製にし

メルボルンスタイルのコーヒーとともに提供することで

異国の味を実現してきました。

生み出し届けた料理は33品。

イベント用に手掛けたスペシャルスイーツは11種。

 

f:id:KuronekoOkinawa:20170226234044j:plain

 

そして、それを面白いと感じてくださる方々、

口コミでご来店される好奇心旺盛なお客様との出会いを重ねる中で

今やっと、私たちは本当の「自由な」創作活動の

スタートラインに立てたと感じています。

 

そこで、沖縄のみなさま・沖縄を旅するみなさまに、

さらに「想像以上の」「1日の中でいちばんプレシャスな食事としての」

ブランチを提供することで、

メルボルンの素晴らしいフードカルチャーを

もっともっとみなさんと共有したい!と考え、

食堂黒猫3年目は、

2つの新しいことにチャレンジします。 

 

1つめ:メニューの大改訂

3月31日から、

月代わりのメニュー「Chef’s Special Dish」と、

3品の定番メニューを登場させます。

 

この「Chef’s Special Dish」は、

「忘れられない食体験」をしていただくために、 

食堂黒猫のシェフ自身が今その時に感じ、表現したい料理を創作。

定番メニュー向けではない、一切妥協なしの独特な一皿を、

自由にお届けできます。

毎月レシピを開発するため、シェフ自身としても挑戦の場であります。

 

そして、ほかの3品は、いつも楽しみにしていただけるような

定番メニュー(ときどき更新)にします。

 

こちらのブログでは、

今後、新メニュー完成までにいたるまでのプロセスを

発信していきたいと思います。

 

2つめ:自家製製品の提案をもっとたくさん!

ご家庭の料理を

「もっと手軽に、劇的に」美味しくする

「シェフ目線」で開発した商品の紹介に

力をいれていきます。

 

例えば、日常の食卓への取り入れ方やレシピなどを

ブログや動画などで発信していきます。

 

f:id:KuronekoOkinawa:20170226234445j:plain

 

いずれも、常に「初めての体験」があり、次が楽しみになる。 

食事を通して、旅をするような、新鮮な喜びがある。

そんな体験をみなさんと一緒に生み出していければと考えています。 

 

なお、創作と製品制作への時間の確保のため、

4月1日より営業日の変更をいたします。

金、土、日、月曜日の週4日営業となります。 

 

※9時から4時のラストオーダーまで上記のメニューを楽しめます。混み合う時間を避け、朝からゆったり

贅沢な時間をお過ごしになりたいかたもぜひ。

 

これからも、食堂黒猫を、何卒よろしくお願いします。